A3-5:コマンドの表示場所変更①
「A3-4」で作った「messageBox」コマンドの表示場所を変更します。
1、表示位置の設定方法
1-1、ツールバーパネルの指定
1-2、パネルへの表示
1、表示位置の設定方法
「MessageBox」の設定値を利用して説明します。
1-1、ツールバーパネルの指定
コマンドを表示するツールバーパネルを指定します。
① Fusion360の「スクリプトとアドイン」窓にある「アドイン」タブから、「NewAddIn1」を選択して「編集」をクリックします。
②「Visual Studio Code」が起動したら、左側にある「エクスプローラー」から「messageBox」の下にある「entry.py」を選択します。
③ 21~23行で、表示するツールバーパネルの位置を設定しています。
WORKSPACE_ID = 'FusionSolidEnvironment'
PANEL_ID = 'SolidScriptsAddinsPanel'
COMMAND_BESIDE_ID = 'ScriptsManagerCommand'
設定内容:
作業スペースの「デザイン」にある
ツールバーパネル「アドイン」の
ドロップダウン内の「スクリプトとアドイン」コマンドの下に表示
備考:
・指定したコマンドが起動していない場合は最下部に表示されます。
・49行目にあるCOMMAND_BESIDE_IDの環境変数を変更すると、指定したコマンドの上に表示されます。
指定コマンドの下に表示( 初期設定)
control = panel.controls.addCommand(cmd_def, COMMAND_BESIDE_ID, False)
指定コマンドの上に表示
control = panel.controls.addCommand(cmd_def, COMMAND_BESIDE_ID, Ture)
④ 同じアドイン内のコマンドで、同じCOMMAND_BESIDE_IDを指定した場合、コマンドの表示順は「commands」の下にある「__init__.py」の14~17行目の記述の逆順になります。パネルでの表示順にも影響します。
・初期設定
⇒
・「Send to Palette」の下に変更
⇒
1-2、パネルへの表示
パネル部にコマンドを表示させます
① Fusion360の「スクリプトとアドイン」窓にある「アドイン」タブから、「NewAddIn1」を選択して「編集」をクリックします。
②「Visual Studio Code」が起動したら、左側にある「エクスプローラー」から「messageBox」の下にある「entry.py」を選択します。
③ 15行目の記述で設定します。
表示する
IS_PROMOTED = True
表示しない
IS_PROMOTED = False
この項目は終了です。